グスタフスベリ(Gustavsberg)ビルカ(BIRKA)のカップ&ソーサーが入荷しました。
1973年から1995年まで、実に22年に渡って長く製作されたシリーズで、デザインはグスタフベリの大御所Stig Lindberg(スティグ リンドベリ)によるものです。
白磁器に鉄分由来と思われる黒点が、程よいアクセントを与え、コバルトブルーのシンプルなラインが丸みを帯びたフォルムを引き締めています。
名前の由来は、ストックホルム近郊のビルカ遺跡でしょうか。リンドベリのイマジネーションを刺激する出会いがそこであったのかもしれませんね。名前一つ調べても、想像が膨らみます。
シンプルですが他に見ないデザインで、長くお楽しみ頂けると思います。
メーカー | GUSTAVSBERG(グスタフスベリ) |
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シリーズ | BIRKA(ビルカ) |
デザイナー | Stig Lindberg(スティグ・リンドベリ) |
年代 | 1973-1995 |
サイズ | カップ直径10cm 高さ6.5cm ソーサー直径15cm |
コンディション | カップ内側に製造時の素地の凹みがありますが、使用に問題は見受けられません。ソーサー接地面にスレが全体的にあるものの、その他の傷は少なく、日常使いに良い状態。 |
GUSTAVSBERG
グスタフスベリ
1600年代半ばにレンガ工場を起源とするGUSTAVEBERG/グスタフスベリは、1825年に陶磁器の製造を本格的に開始。1917年ウィルヘルム・コーゲをディレクターに迎え、「より美しくより安価な商品をより多くの人へ」というポリシーのもと、多くの美しくかつ実用的な陶磁器を生産し、スウェーデンを代表する陶磁器メーカーの1つに成長しました。
1900年代半ばにはアートスタディオを設立し、コーゲのポリシーを継ぐスティグ・リンドベリがアートディレクターに就任。後にグスタフベリを代表する作家となるリサ・ラーソン他の力のあるデザイナー達により、多くの優秀な作品を生み出しました。
残念ながら今では衛生陶器の生産がメインになってしまいましたが、工房ではリンドベリの復刻版の生産も続けられています。