ARABIA(アラビア)Pallas(パラス)のプレート17.5cmが入荷しました。
リカルド・リンドにより女性的なふくよかなフォルムに、多くの名作を生み出したライヤ・ウオシッキネンが装飾を施しています。
Pallasとはギリシャ神話の女神アテナの別名、もしくは男神タイタンの事。
どちらかという答えは、同じフォルムを持つDoriaにあると思います。Doriaの名前の由来は、ギリシャの建築様式であるドーリア式のフォルムからだと推測されます。有名なパルテノン神殿がドーリア式で、その柱をよく見ると、フォルムが酷似しています。
そのパルテノン神殿の主神がアテナです。ふっくらとしたフォルムに、美しい金色のヒナギクと思われる装飾は、やはりアテナであろうと想像させられませんか?
それぞれの器と名前にデザインの由来があるのは、異文化だけに面白いですね。
メーカー | ARABIA(アラビア) |
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シリーズ | Pallas(パラス) |
デザイナー | フォルム:Richard Lindh(リカルド・リンド)装飾:Raija Uosikkinen(ライヤ・ウオシッキネン) |
年代 | 1965-70 |
サイズ | 直径約17.5cm |
コンディション | 一部スレと、製造時の付着物による凸があります。全体的に小傷が広がるもののヴィンテージとしては少なく、色ツヤはあり、良い状態です。 |
Arabia
アラビア
1873年生産開始、140年以上の歴史を誇るフィンランド製陶会社の雄。ロールストランド社の傘下として、フィンランドのアラビア地区に創業したのが社名の由来。以後紆余曲折し、現在は刃物で有名なFiskars社の傘下。