スティグ・リンドベリのアート作品が入荷しました。錫釉でボーンチャイナのような白地を表現した、ファイアンス焼のシリーズです。
1940〜50年頃の品で、やはり音頭を取ったのはスティグ・リンドベリとウィルヘルム・コーゲ。乳白色の地に、各絵師が独自のデザインを描き出したアートピースで、背面に、フォルムデザインのリンドベリの手のマークと、絵師のマーククローバーが入っています。
もちろんお皿ですので、オードブルなどにも使用できますが、手描きによる、淡いながらも色彩豊かな様々な草木は、そのまま壁飾りや、玄関などの飾り皿としてもとても美しい一品です。
メーカー | GUSTAVSBERG(グスタフスベリ) |
---|---|
シリーズ | Fajans(ファイアンス) |
デザイナー | Stig Lindberg(スティグ・リンドベリ) |
年代 | 1940-1950 |
サイズ | 長幅33cm 短幅11cm |
コンディション | 傷もなく非常に良い状態。 |
GUSTAVSBERG
グスタフスベリ
1600年代半ばにレンガ工場を起源とするGUSTAVEBERG/グスタフスベリは、1825年に陶磁器の製造を本格的に開始。1917年ウィルヘルム・コーゲをディレクターに迎え、「より美しくより安価な商品をより多くの人へ」というポリシーのもと、多くの美しくかつ実用的な陶磁器を生産し、スウェーデンを代表する陶磁器メーカーの1つに成長しました。
1900年代半ばにはアートスタディオを設立し、コーゲのポリシーを継ぐスティグ・リンドベリがアートディレクターに就任。後にグスタフベリを代表する作家となるリサ・ラーソン他の力のあるデザイナー達により、多くの優秀な作品を生み出しました。
残念ながら今では衛生陶器の生産がメインになってしまいましたが、工房ではリンドベリの復刻版の生産も続けられています。