グスタフスベリ(Gustavsberg)ランカ(Ranko)のケーキプレートが入荷しました。
スティグ・リンドベリが、師匠のウィルヘルム コーゲのフォルムに装飾を施した、師弟タッグの一品です。
赤と青の花と、緑の葉がまるでハートが続くかのようにデザインされていてとても可愛いデザインです。職人の手彩色で描かれているため、一品ごとに雰囲気が少しずつ違います。
色合いもえんじ色に近い赤色、紺色のような深い青色、淡い草色のような緑色、と言ったような独特な彩色。さっと筆で描くことにより濃淡やかすれを演出しており、色とりどりながらも日本のわびさびを感じさせるようですね。
メーカー | GUSTAVSBERG(グスタフスベリ) |
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シリーズ | Ranka(ランカ) |
デザイナー | 装飾:Stig Lindberg(スティグ・リンドベリ)フォルム:Wilhelm Kage(ウィルヘルム コーゲ) |
年代 | 1942-1964 |
サイズ | 直径17cm |
コンディション | 3cm未満、髪の毛幅の小傷がありますが、ヴィンテージとしては少なく、色艶もしっかりしており、良い状態です。 |
GUSTAVSBERG
グスタフスベリ
1600年代半ばにレンガ工場を起源とするGUSTAVEBERG/グスタフスベリは、1825年に陶磁器の製造を本格的に開始。1917年ウィルヘルム・コーゲをディレクターに迎え、「より美しくより安価な商品をより多くの人へ」というポリシーのもと、多くの美しくかつ実用的な陶磁器を生産し、スウェーデンを代表する陶磁器メーカーの1つに成長しました。
1900年代半ばにはアートスタディオを設立し、コーゲのポリシーを継ぐスティグ・リンドベリがアートディレクターに就任。後にグスタフベリを代表する作家となるリサ・ラーソン他の力のあるデザイナー達により、多くの優秀な作品を生み出しました。
残念ながら今では衛生陶器の生産がメインになってしまいましたが、工房ではリンドベリの復刻版の生産も続けられています。