ヌータヤルヴィ(nuutajarvi )カステヘルミ(Kastehelmi)のカップが入荷しました。
フィンランドを代表するガラスデザイナー、Oiva Toikkaのfauna、floraと並んで、nuutajarviwo復興させた名品で、現在もデザインが多少変わりながらも生産され続けています。
Kastehelmiとは「露のしずく」という意味で、無数のガラスの粒を配置することで、朝日に輝く朝露の様な美しさを表現しています。
現行品と並べるとヴィンテージ品は粒の高さがくっきりと高めで、間隔も狭めです。このちょっとした高さが光を当てた時のヴィンテージならではの色の深みを出しています。
メーカー | Nuutajarvi(ヌゥータヤルヴィ) |
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シリーズ | Kastehelmi(カステヘルミ) |
デザイナー | オイバ トイッカ(Oiva Toikka) |
年代 | 1964-88 |
サイズ | 直径約7cm 高さ約5cm 満水時約110ml |
コンディション | 内側に2cmほどの傷があります。その傷以外には目立った傷やくすみはなくいい状態です。 |
Nuutajarvi
ヌータヤルヴィ
フィンランド最古のガラスメーカーであるヌータヤルヴィの歴史は1793年まで遡ります。ヘルシンキ北西部でのヌータヤルヴィ地方で設立され、当初は窓ガラス、ガラス瓶、保存用のガラスジャーなどの生産し、堅調に経営を続けていました。
ところが1950年火事で工場が全焼し、自己再建ができなかったため、当時アラビアのオーナーでもあった、ワルトゥシラ Wältsilä社が買取り再建します。その為この時期に販売された製品は Wältsilä-Arabiaのステッカーが貼られ販売されました。
これを機にヌータヤルヴィは、非常に優秀なアートディレクター、カイ・フランクの指示の元、「シンプルでお手頃なガラス製品」と言う確固たる商品イメージを作り上げ、大きなブームを巻き起こします。
1962年にはオイヴァ・トイッカが入社、カイ・フランクと共に、様々な試みの中で、今尚世界中にコレクターを持つ、Birdsシリーズやカステヘルミを生み出しました。
当店ではステッカー上ではアラビアとなっているものも、ヌータヤルヴィとして分類して販売を行っています。シールが無ければ分類が困難である為です。