グスタフスベリ(Gustavsberg)テルマ(Terma)のコーヒーポットが入荷しました。
伝説的なスウェーデンの展覧会「H55」への出品にむけ、スピサリブに合わせて使える様にと、スティグ・リンドベリがデザインしたと言われるシリーズです。
厚手で堅牢な作りで、バックスタンプに記載されている通り、直火で使用できる様になっており、当時の最新の耐熱素材を利用しています。
当時としては斬新なアイデアであった、調理器具であり、食器でもある、
オーブンから食卓へというアイデアを実現させたシリーズ。計10種類がリリースされました。
注ぎ口についているスジは製造時につけられているもので、注ぎ終わりに水滴がテーブルに垂れにくい様にする為と思われます。
メーカー | GUSTAVSBERG(グスタフスベリ) |
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シリーズ | Terma(テルマ) |
デザイナー | Stig Lindberg(スティグ・リンドベリ) |
年代 | 1955-79 |
サイズ | 幅約20.5cm 開口部直径約9cm 底部直径 約12.5cm 高さ約18cm |
コンディション | 本体表面に釉薬のムラ、凹みがあります。注ぎ口根元部分は微細な付着物によるざらつきがあります。底部が一部欠けています。蓋に付着物があります。目立った傷はほぼなく、とても良い状態です。 |
GUSTAVSBERG
グスタフスベリ
1600年代半ばにレンガ工場を起源とするGUSTAVEBERG/グスタフスベリは、1825年に陶磁器の製造を本格的に開始。1917年ウィルヘルム・コーゲをディレクターに迎え、「より美しくより安価な商品をより多くの人へ」というポリシーのもと、多くの美しくかつ実用的な陶磁器を生産し、スウェーデンを代表する陶磁器メーカーの1つに成長しました。
1900年代半ばにはアートスタディオを設立し、コーゲのポリシーを継ぐスティグ・リンドベリがアートディレクターに就任。後にグスタフベリを代表する作家となるリサ・ラーソン他の力のあるデザイナー達により、多くの優秀な作品を生み出しました。
残念ながら今では衛生陶器の生産がメインになってしまいましたが、工房ではリンドベリの復刻版の生産も続けられています。