ロールストランド(Rorstrand)コカ(Koka)のポットが入荷しました。
Herth Bengtsson(ヘルサ・ベングトソン)の名を世に知らしめたシリーズ。30年以上ロングランで生産され続けた飽きの来ない白地に、シンプルな青が目を引きます。カップなどは葉脈を、プレートなどは葉そのものを、青の濃淡で表現するデザインになっています。
Kokaスウェーデン語で「茹でる」や、「調理」と言う意味。このシリーズは、ミルクパン、ソースパン等を含めた直火で使えるパンや、グラタンに使えそうな様々な大きさの角皿のシリーズが充実している事から、Kokaがシリーズ名となったのかもしれません。
ぷっくりしたフォルムが可愛らしいシリーズでつい揃えたくなりますね♪
メーカー | Rorstrand(ロールストランド) |
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シリーズ | Koka(コカ) |
デザイナー | Hertha Bengtsson(ヘルサ・ベングトソン) |
年代 | 1955-88 |
サイズ | 底部直径 約14cm 高さ(ふた含めず)14.5cm 幅(注ぎ口から持ち手まで) 約20.5cm |
コンディション | 持ち手付近に釉薬の凹みが複数集まっています。葉っぱの模様がくっきりしていない部分があります。注ぎ口の素地が5mm幅削れていますが、釉薬はかかっています。微細な傷があるもののごく僅かで、色艶もしっかりあり、非常に良い状態です。 |
Rorstrand
ロールストランド
1726年に王室御用達窯として創業。高尚な装飾にとどまらず、高い芸術性によってヨーロッパや世界にコレクターを獲得していきました。その後順調に順調に業務を拡張していき、1873年フィンランドのアラビア地区にアラビアを設立。
特に1945年の第二次世界大戦後、芸術性だけに止まらず、機能性も高めたスカンディナヴィア・デザインを展開し、その機能性の高さから一般家庭にも浸透、業務を拡大していきました。
現在でも、モナミやエデンなど復刻版が発売され人気の様子をみると、色褪せることのない当時のデザイン力の高さが伺われます。