グスタフスベリ(Gustavsberg)ロータス(lotus)のコーヒーカップ&ソーサーが入荷しました。
イエローとグレーが生産されましたが、こちらはイエローのお品。ぱっと見はチューリップに見えるのですが、名前のようにハスの花をイメージして描かれた作品です。
インテリアコーディネーターであったビビが、短い在社期間中に生み出したヒット作の1つが、このロータスシリーズ。
可愛らしいモチーフながら、子供っぽくはなく、柔らかい色合いがと組み合わせが、優しい雰囲気を醸し出すカップです。
メーカー | GUSTAVSBERG(グスタフスベリ) |
---|---|
シリーズ | Lotus(ロータス) |
デザイナー | 装飾:Bibi Breger(ビビ ブレガー) フォルム:Stig Lindberg(スティグ・リンドベリ) |
年代 | 1958-1970 |
サイズ | カップ 直径7.9×高さ4.8cm ソーサー 直径 12.4×高さ1.6cm |
コンディション | ソーサーの縁に1cmほどの削れ3箇所あり、縁に付着物あり。 カップ裏に芥子粒大の茶点、カップ内に芥子粒大の黒点が数点あり、一部ざらつき。 カップの周縁部及び、持ち手部分も釉薬が薄くざらついている。 ソーサーカップ共にスレによる極小のペイントロスが数点あり。 カップ接地面に使用によるスレがあるが、ツヤはあり、実用品としては良い方です。 |
GUSTAVSBERG
グスタフスベリ
1600年代半ばにレンガ工場を起源とするGUSTAVEBERG/グスタフスベリは、1825年に陶磁器の製造を本格的に開始。1917年ウィルヘルム・コーゲをディレクターに迎え、「より美しくより安価な商品をより多くの人へ」というポリシーのもと、多くの美しくかつ実用的な陶磁器を生産し、スウェーデンを代表する陶磁器メーカーの1つに成長しました。
1900年代半ばにはアートスタディオを設立し、コーゲのポリシーを継ぐスティグ・リンドベリがアートディレクターに就任。後にグスタフベリを代表する作家となるリサ・ラーソン他の力のあるデザイナー達により、多くの優秀な作品を生み出しました。
残念ながら今では衛生陶器の生産がメインになってしまいましたが、工房ではリンドベリの復刻版の生産も続けられています。